■ラガーの再登場は25年ぶり。「DNGA」プラットフォーム採用
ダイハツが開発を進めていると噂されている、新型軽オフローダーに関する情報を入手、そのエクステリアを大予想しました。
同社は、2019年にコンパクト・クロスオーバーSUV「ロッキー」を復活、2020年には「ロッキー」の前身である「タフト」の名称を復活させており、「ラガー」再登場に注目が集まっています。
初代ラガーは、1984年にタフトのフルモデルチェンジを機に名称を変更、ラダーフレームを採用する本格オフローダーとして誕生しました。当時のパワートレインは、2.8リットル直列4気筒ディーゼルエンジンのみ、トランスミッションも5速MTのみでした。
ジムニーに刺激を受けたダイハツが、新型軽オフローダーを開発しているという情報は昨年からありましたが、新たに市販型では「ラガー」の名称も有力候補になっているほか、「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用。パワートレインに660cc、直列3気筒NAエンジンを搭載するということがわかりました。
またデザインでは、ライバルのジムニーが現在開発中とみられる4ドアスタイルを先行して採用、タフトよりクロカン風にアレンジされそうです。リア周りはデッキ型スタイルにし、クロカンらしさをアピール。
タイヤハウス周りもワイド感溢れるデザインになり、フロントグリルはシンプルなデザインですが、あえてダイハツ文字のみデザインで、ハードなイメージが予想されます。アンダー部分はハードな路面でも対応できるよう、分厚いガードバーを装着されるなど期待感が高まります。
ダイハツ新型軽オフローダーのデビューは、2022年前半と予想されています。