スマートに初のEVクロスオーバーSUVが登場。ボルボ・XC20と兄弟モデルに!

■ジーリーの新世代「SEA」プラットフォームを採用、最高出力は268馬力

ダイムラー「Smart」(スマート)は、同社初となるクロスオーバーSUVを9月に初公開することを発表、その最新情報を入手しました。

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スマート SUV ティザーイメージ

欧州Bセグメントとなる新型SUVは、メルセデス・ベンツと中国ジーリーのコラボレーションによるモデルとなります。

両社は昨年合併事業に着手、Smartの経営を立て直す計画を明らかににするとともに、次世代スマートの開発、および生産することを目的としたグローバルエグゼクティブチームを設立したこと明らかにしています。

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スマート SUV ティザーイメージ

車内コード「HX11」と呼ばれる新型SUVは、ジーリーの新世代「SEA」プラットフォームを採用、エレクトリックモデルとなることが濃厚で、最高出力268psを発揮、後部に電機モーター、70kWh未満のリチウムイオンバッテリーが積まれる予定です。

中国のNEDCテストサイクルでは、航続距離が最大430マイル(680km)と伝えられており、今後はボルボが開発中と噂されるコンパクトクロスオーバーSUV、「XC20」と車台を共有すると思われます。

またプラットフォームは800Vの急速充電に対応、20分で100kmの航続可能な充電を満たしてくれます。

スマート電気SUVのワールドプレミアは、9月にミュンヘンで開催される「IAAモビリティ」で、中国で生産、2023年から発売されると予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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