■「918スパイダー」の後継モデル、718ケイマンのテストミュールで出現
ポルシェ・718ケイマンの開発車両がニュルブルクリンクに出現、その姿をカメラが初めて捉えました。
ニュルブルクリンクで捉えた、この超ワイドな「718ケイマン」ベースのプロトタイプは、ボディに多数のデカール(転写シール)を貼り、四輪すべてに幅の広いフェンダーフレアを装着しています。
ワイドフェンダーはサスペンションがどの程度機能し、タイヤが動くかを確認するために、最初のシャーシテストを実行するときにポルシェが通常行っているものです。
以前捉えた「ケイマンGT4 RS」で見られた、カーボンセラミックブレーキ、センターロックホイール、大型のリアウィングなどもこのプロトタイプでは見られず、謎が深まるばかりです。
ケイマン現行型は2016年にデビュー、タイミング的には次世代型の開発をスタートした可能性もありますが、トラックがこれほどワイドになるか疑問が残ります。
重要な噂として、ポルシェは現在「911ターボS」の上に位置する新型ミッドシップスーパーカーを極秘開発中といい、実質「918スパイダー」の後継モデルになる可能性がありそうです。
これは数年前から噂されており、当時「960」という商標が登録されていることも確認しています。この場合、ミッドマウントの水平対向6気筒エンジンを搭載、マクラーレン「650S」やランボルギーニ「ウラカン」と競合するスーパーカーの誕生となるでしょう。
今後このプロトタイプの正体が判明次第、お伝えしていきたいと思います。