納車待ちの列に並ばずに購入できる!? 「U-BASE湘南」のキャンピングカーは未使用車が中心【ジャパンキャンピングカーショー2021】

■オリジナルの「U-BASE ONE 車中泊モデル」や軽キャンパーの「TentCar」

横浜トヨペットのU-Car事業部が手がけている「U-BASE湘南」は、トイファクトリーと組んでオリジナルの車中泊モデルを含めて、主に5タイプのキャンピングカー、簡易キャンパーを販売しています。

U-BASE湘南
トイファクトリーのブースに展示されていたU-BASE湘南の「U-BASE ONE」

キャンピングカーを新車で購入する際、納期がネックになるケースが多々あります。人気モデルだと1年待ちという例は珍しくなく、セミオーダータイプなどでは2年待ちというモデルも。

すぐに手に入れたい場合は、中古キャンピングカーを選択する手もありますが、キレイな新車を手に入れたいと考える方も多いでしょう。

「U-BASE湘南」が販売しているキャンピングカー、簡易キャンパーは、中古車がベースですが、いわゆる未使用車が中心。

ボディカラーや仕様などは選べないものの、絶大な支持を集めるトイファクトリーの「U-BASE BADEN(バーデン)」「U-BASE TOY’Z BOX 540(トイズボックス)」のほか、U-BASEオリジナルの「U-BASE ONE 車中泊モデル」「U-BASE ONE 簡易ベッドモデル」「軽キャンパー 簡易ベッドモデル(TentCar)」を展開しています。

軽キャンパーの「TentCar」は、トヨタ・ピクシス、ダイハツ・ウェイクベースで、ほかはハイエースベース。

U-BASE湘南 U-BASE ONE
U-BASE湘南のオリジナル「U-BASE ONE(車中泊モデル)」

横浜トヨペットなので、トヨタ車、ダイハツ車の中からピクシス/ウェイクを選び、トイファクトリーに製作を依頼したモデルです。また、「U-BASE湘南」のスタッフが、トイファクトリーの岐阜本社に研修に出かけ、キャンピングカーのノウハウを学んで提供されています。

キャンピングカーの架装(家具やベッドなど)については、各個体の仕様のままになりますが、エクステリアやタイヤ&ホイールなどは、ニーズに応じてカスタマイズにも対応。最大の魅力は、物件さえあれば、1年待ちのような長い納期にならない点で、登録が済めば即納車されます。

U-BASE湘南 U-BASE ONE
大人2人、子ども1人までの就寝が可能(乗車定員は6名)

逆に、在庫がなければ即購入できないものの、気になる方はこまめにチェックしたいところ。同ショーには、オリジナルモデルの「U-BASE ONE  車中泊モデル」が展示されていました。

ハイエースのロング、標準ボディがベースで、3人掛けREVOシートのセカンドシート、脱着式リビングテーブル、カウンターキャビネット(左側)、ローソファー(右側)、ベッドマット、フロアロンリューム敷、ステンレス製コンパクトシンク・シャワーヘッド、給排水タンク(13L)、家具埋め込み照明(スイッチ付)を標準装備。

U-BASE湘南 U-BASE ONE
フロアロンリューム敷、ステンレス製コンパクトシンク・シャワーヘッドなどを標準装備する

ほかにも、FFヒーターや冷蔵庫、トリプル断熱などのオプションが設定されています。展示車両(画像の個体)の価格は470万円から。一期一会ではあるものの、欲しいモデルがあれば長い納期待ちをせずに手に入れることができます。

塚田 勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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