怪しげなエアインテークが追加されたポルシェ パナメーラの開発車両の正体とは!?

■改良型で導入された丸いフォグランプは削除。次世代型のミュールの可能性も

ポルシェのスタイリッシュ5ドアサルーン「パナメーラ」の開発車両をカメラが捉えました。

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ポルシェ パナメーラ 謎のテスト車両

第2世代となる現行型パナメーラは2016年にデビュー、2020年8月には改良型を発表し、最高出力630ps・最大トルク820Nmを発揮する「ターボS」を導入しました。同年10月には、レンジトッパーとなる「ターボS E-Hybrid」を投入、最高出力は700psを発揮し、同モデルにおいて最も強力なバリエーションとなっています。

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ポルシェ パナメーラ 謎のテスト車両

ポルシェのツッフェンハウゼン本社付近で捉えたプロトタイプは、フロントナンバープレート上部にワイドなエアインテークを新たに追加。コンパクトになったコーナーエアインテークの内部には、薄い新LEDデイタイムランニングライトバーを備えていますが、改良型で導入された丸いフォグランプは削除されているようです。

後部にほとんど変化はみられませんが、唯一クワッドエキゾーストパイプが、各コーナーに1本の角張ったパイプへと変更されています。

また、わずかながら写ったダッシュボードは布で覆われており、コックピットとインテリアが刷新されている可能性もありそうです。

現段階でこのプロトタイプの正体は不明ですが、昨年登場した改良型の新しいバージョン、あるいは2度目の改良モデル、さらには次世代型の初期テスト車両などが予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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