■キャンプや海、山などで映える内外装と特別装備を満載
コロナ禍でも過去最高の販売台数を記録した2020年のジープ。その人気を牽引する1台が本格的な悪路走破性を誇るジープ・ラングラーで、中でも4ドアのアンリミテッドは、乗降性や実用性などにより高い支持を集めています。
その本格オフローダーのラングラー・アンリミテッドに、限定車の「Wrangler Unlimited Islander(ラングラー・アンリミテッド・アイランダー)」が設定され、2021年5月22日(土)から200台限定で販売されます。
同限定車は、ビーチが似合う個性的な内外装が魅力で、「アイランダー」は1988年に初代ラングラー(YJ型)や先代のJK型にも設定されたことがあります。開放感のある南国のビーチを想起させる遊び心あふれるスタイルで人気を得たモデルで、約10年ぶりの復活になります。
「ラングラー・アンリミテッド・アイランダー」は、初代やJK型アイランダーからポイントを受け継ぎ、独特の世界観によりアクティブなシーンに映える内外装が与えられています。
ボディカラーは、爽やかな青系の「チーフ・クリアコート」(限定100台)と、人気の「ヘラヤライエロー・クリアコート」(同100台)の2色を設定。この2色に、現行の「JL」型で初になるホワイトのハードトップが組み合わされ、爽やかなコントラストがアウトドアで映えそうです。
ほかにも、ボンネット側面とタイヤカバーにポリネシア神話に登場する「ティキ(Tiki)」をモチーフにした「Jeep」のセブンスロットの鼻を組み合わせた独自のキャラクター、「ティキ・ボブ」のイラストを配置。このイラストにより、カタログモデルにはない遊び心が演出されています。
ほかにも、爽やかな雰囲気を高める明るいシルバーの17インチアルミホイールやJeepバッジ、ボディサイドには、車体下部を保護するロックレールも用意されています。
インテリアには、エクステリアと統一感のある「セラミックホワイト」のインパネや、「ISLANDER」ロゴと「サーフブルー」のステッチが配置された布製バケットシートを装備。
さらに、乗降する度に目に留まる「Mopar」製ステンレスドアシルガード、乗降性を高める「Mopar」製のフロント/リヤ「グラブハンドル」を装備。車内を汚れから守る「Mopar」製のラバーフロアマット、カーゴチューブライナーなどの装備により、アウトドアやアクティビティにマッチするムードを高めています。
加えて、LEDヘッドライトやフォグランプ、車線変更時の安全をサポートするブラインドスポットモニター、後退時に側方からの車両の接近を検知する「リヤクロスパスディテクション」、車庫入れ時に安心をもたらす「ParkSenseフロントパークアシスト」が追加されるなど、安全装備も充実しています。
今回の「アイランダー」のベースは、「アンリミテッド・スポーツ」で、最高出力284psの3.6L V型6気筒エンジンが搭載され、8速ATとの組み合わせ。駆動方式は、オンデマンド式(選択式)4WD。
「ラングラー・アンリミテッド・アイランダー」の価格は550万円です。
ジープ人気を支えるラングラー・アンリミテッド。今回の特別仕様車は200台限定ですので、気になる方は早めに正規販売店でチェックしたいところです。
(塚田 勝弘)