■元ランボルギーニデザイナーが提案。「ジュリア TZ」シリーズからインスピレーション
アルファロメオでは、いくつかの興味深いモデルを生産していますが、現在のラインアップでは「8Cコンペティツィオーネ」のように2度見したくなるほどインパクトを与えてくれるモデルは存在しません。
そこで提案されたのが「TZ4」です。この予想CGは、ジェネシスとランボルギーニで働いていたカーデザイナー、Samir Sadikhov(サミール・サディホフ)氏によって描かれています。
エクステリアは、1960年代にザガートと製作したアルファロメオ「ジュリア TZ」シリーズからインスピレーションを得ているといいます。
そのデザインは、約10年前にアルファロメオとザガートが製造したダッジ「バイパー」ベースの「TZ3」に非常に似たゴージャスな形状を特徴としています。そのため、TZ4のルーフラインは後方に美しく伸び、ほぼフラットなガラス製エンジンカバーに続いている様子が見てとれます。
フロントエンドでは滑らかなLEDヘッドライトユニット、先の尖ったノーズには、目を引く素敵なグリルを装備しています。また美しい曲線の、官能的ボンネットフードも特徴的です。
リアエンドには、レトロなデザインに美しくマッチするインフィニティミラーデザインの円形LEDテールライト、デュアルエキゾーストパイプとアグレッシブなディフューザーを装備し、スポーティなゴージャス感を醸し出しています。
「8Cコンペティツィオーネ」が発売されてから13年が経過、そろそろ刺激的なアルファロメオに期待したいですね。