新型・ポルシェ911GT3 RS、巨大ウィングをニュルで最終調整

■ボンネットには先代同様に大きなNACAダクト。 エアロダイナミクスを大幅改善

ポルシェが992世代911を発表してから派生モデルとして「タルガ」「ターボ」「GT3」などが登場していますが、その頂点に君臨する「911 GT3 RS」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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ポルシェ 911 GT3 RS新型プロトタイプ スクープ写真

約半年ぶりに聖地ニュルに帰ってきたプロトタイプは巨大なリアウィングを装着、トラックに焦点を合わせたモデルがダウンフォースをテストするには最適の場所といえるでしょう。

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ポルシェ 911 GT3 RS新型プロトタイプ スクープ写真

ボディの大部分がまだクラッディングで隠されていますが、ボンネットには先代同様に大きなNACAダクトを隠すカモフラージュを装備。また、フロントガラスの下隅にナンバープレートとドイツの排出ガスステッカーが貼られており、「911 GT3 カップ」の可能性を排除しています。

トラックに焦点をあわせた市販型では、より大きなブレーキとより剛性が高く軽量なシャーシも備えている可能性があります。フロントフェンダーは大幅に更新されており、おそらくリフトを減らすことでエアロダイナミクスを改善していると思われます。

パワートレインは、4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載。最大9,000rpmで回転し、最高出力は573ps以上が確実とみられています。これは先代の513psから60ps以上パワーアップされています。おそらく0-100km/h加速は3.0秒以下となる可能性もありそうです。

911 GT3 RSのワールドプレミアは2021年内と伝えられていましたが、2022年初頭あたりに遅れそうだといいます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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