■MT仕様の「トゥインゴS」にリヤカメラ、プライバシーガラスを用意
現在の欧州Aセグメントは、フォルクスワーゲンup! が2020年秋に販売を終了し、スマートは2019年にガソリンエンジンモデル最後の限定車が送り出されています。フィアット500、フィアット・パンダ、ルノー トゥインゴなど選択肢は少ないものの、「軽自動車以上、Bセグメント未満」で探すと貴重なクラスといえます。
そんな中、2021年5月13日にルノー トゥインゴが一部改良を受けました。「インテンス」、屋根を開けられる「インテンスキャンバストップ」に、ボディ同色サイドモールや16インチアロイホイール、プライバシーガラスなどが新たに装備されています。
加えて、コーナリングランプ機能付フロントフォグランプ、前席シートヒーター、サブウーハー、リヤシート下収納ネットも新たに備わり、機能性、快適性も向上。インテリアは、4色のレザー調×ファブリックコンビシートとインテリアカラーがボディカラーによってコーディネイトされ、上質で洗練されたムードを醸し出しています。
MTによるキビキビした走りが魅力の「トゥインゴS」は、ユーザーからニーズが高いというリヤカメラ、プライバシーガラスが新たに用意されたほか、燃費がこれまでの19.3km/Lから20.7km/Lに向上しているのもうれしい点。
先述のように、トゥインゴのようなモデルで大切なカラーコーディネイトもバリエーションに富んでいます。
「インテンス」「インテンスキャンバストップ」のボディカラー/インテリアカラーは、新色の「ブランクオーツメタリック/ブランインテリア」、同じく新色の「ブルーオセアンメタリック/ブルーインテリア」「ルージュフラムメタリック/ルージュインテリア」「ジョンマンゴー/ジョンインテリア」「ブルードラジェ/ブランインテリア」「ブランクリスタル/ブランインテリア」の6色。
一方の「トゥインゴS」のボディカラーは、新色の「グリリュネールメタリック」「ルージュフラムメタリック」「ジョンマンゴー」「ブルードラジェ」「ブランクリスタル」の5色展開となっています。「トゥインゴS」のインテリアカラーは、「ブランインテリア」のみになります。
なお、メタリックは4万1000円高。価格は「ルノー トゥインゴ インテンス」が220万円、「ルノー トゥインゴ インテンス キャンバストップ」が232万円、「ルノー トゥインゴS」が189万円です。
(塚田勝弘)