■人格を重んじ幸福をはかる「こどもの日」
5月5日は、「こどもの日(端午の節句)」です。こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母親に感謝するのが目的です。この日は、古くから鯉のぼりを立てる風習がありますが、そういえば最近立派な鯉のぼりを街並みで見なくなりましたね。
また1958(昭和33)年のこの日、多摩動物公園が開園しました。多摩動物公園は、広大な土地を生かして日本で初めて放し飼い方式を採用した動物園で、動物の自然な姿が見られることで人気を呼びました。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2013年(平成25)年5月5日、日産自動車が金メダリストのウサイン・ボルト選手に、ゴールドの特別仕様車「日産GT-R」を贈呈しました。ご存知のようにボルト選手は、2008年北京オリンピックと2012年ロンドンオリンピックで計6個の金メダルを獲得した陸上界のスーパースターです。GT-Rのブランドアンバサダーとして、日産ブランド向上に大きく貢献したということで、「世界最速の男に最速のGT-Rを」ということになったのです。
贈呈されたGT-Rは、2013年モデルをベースにゴールドのカラーリングを施し、ホワイトで統一されたインテリア、BOSEオーディオシステム、RAYSの10本スポーク鍛造アルミホイールなどを採用し、さらにボルト選手のドライビングスタイル(事前のテスト走行でデータを入手)に合わせた特別チューニングも行っています。
ちなみにベースとなった2013年モデルの搭載エンジンは、「匠」と呼ばれる選ばれた職人による手組みの高性能3.8L V6ツインターボ「VR38DETT型」。最高出力550PS、最大トルク64.5kgmを発揮し、GT-Rの究極の走りを支えています。
さらに2018年には、全米オープンで優勝し、同じくブランドアンバサダーに就任した大坂なおみ選手に「GT-R NISMO」が贈呈されました。NISMOは、最高出力600PS、最大トルク66.5kgfmのモンスターマシン、大坂選手が好きなクルマは白いGT-Rとポロっと話したら、じゃあげますということになったらしいです。うらやましいですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)