■ゆったりした荷室
「ほら、寝転べちゃうよ。床の段差もないし、熟睡できそう」。
リヤシートを倒した状態のラゲッジスペースを見て、彼女はそう感想を発した。
レヴォーグは荷室自慢のツーリングワゴンだ。後席を倒さなくても容量が492L(床上)もあって大型スーツケースが無理なく4個積めるほど広いし、リヤシートを倒せば奥行きは1.8mを超えるほどまで広がる。単に広いだけでなく、床がほぼフラットになるのもいいところだ。
それに新型は、機内持ち込みサイズのキャリーケースがゆったり収まる(感覚的にはそれ1.5個分ほどのスペースがある容量69L)床下収納もあって重宝。
テールゲートは、エンブレムに手を近づければハンズフリーで電動開閉できる機能も組み込んでいる。これも便利だ。
■キャンプへGo!?
最近はSUVが流行っているけれど、同じクラスであればSUVよりもステーションワゴンのほうが、ラゲッジルームが広いことが多い。
たとえばスバルでは、SUVの「フォレスター」よりもステーションワゴンのレヴォーグのほうが荷室長は長く、より多くの荷物を積める。SUVではなくあえてステーションワゴンを選ぶ理由はそこにあると思う。
「こういうクルマなら、キャンプへ行くのもいいよね。焚火したいな。マシュマロを焼こうよ」と彼女。
そうだね。今年はキャンプへたくさん出かけようか。(おしまい)