■わずか1,500kgの車重、最高出力は驚異の2,300ps、0-100km/h加速1.65秒
ドイツのスタートアップ企業「Elektron Motors」(エレクトロン モータース)は、次世代ハイパーカー「Quasar」(クエーサー)のデザインとスペックを初公開しました。
クエーサー市販型では、わずか3,307ポンド(1,500kg)の車重で、4基の電気モーターを搭載。最高出力2,300psを発揮し、リマック「C_Two」、ピニンファリーナ「Battista」、ロータス「Evija」などよりもさらに強力になると伝えられています。
バッテリーパックの詳細は提供されていませんが、0-100k/h加速をわずか1.65秒で駆け抜け、最高速度280mph(450km/h)のハイパフォーマンスを持つといいます。
リリースされた画像からは、ケーニグセグ「ジェスコ」の影響を強く受けていることがわかります。フロントエンドにはボンネットフードに沿って湾曲するLEDデイタイムランニングライト、角度のあるヘッドライトを装備、カーボンファイバー製カナードやスプリッターも装着されています。
湾曲したフロントガラスとルーフのデザイン、リアウィングをもっており、過去20年間のすべてのケーニグセグデザインが採用されている様子が伺えます。
キャビン内では、デジタルケージクラスタ、ダッシュボードに組み込まれた大型インフォテインメントスクリーン、助手席前にもディスプレイが設置されています。
エレクトロン モータースによると、クエーサーはわずか限定99台で2023年に発売予定だといいます。
(APOLLO)