■「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」の後継モデルとして開発
ロータスは現在、車内コードネーム「131」と呼ばれる次世代スポーツカーを開発していますが、その車名が「エミーラ」であることと、ワールドプレミアが7月6日に行われることが正式に発表されました。
古代言語で「リーダー」や「コマンダー」を意味するエミーラは、2021年内に生産を終了する「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」の後継モデルとして開発が進められているモデル。「何世代にもわたるロータスにおいて、最も完成度の高いスポーツカー」として誕生します。
ロータスは「ゲームを変えるスポーツカー」と表現し、電動化を回避、親会社吉利(Geely)が所有するいくつかの燃焼エンジンで提供されるといいます。
公開されたティザーイメージからは、2本のスリムなLEDデイタイムランニングライトを確認、ハイパーカー「Evija」(エヴァイヤ)にインスパイアされたデザインが見てとれます。
予想されるパワートレインは、デュアルクラッチオートマチックトランスミッションとペアになる2.0リットル直列4気筒ユニット、およびスーパーチャージャー付き3.5リットルV型6気筒アップデートバージョンとなっています。
自動車マガジン「Car&Driver」誌では、この2.0リットルエンジンは「Geely」でも「Volvo」でもない新しいパートナーから供給され、300hp以上になると伝えており、「Evora」の416hpを超えてくる可能性もあるといいます。
エミーラのワールドプレミアは7月6日で、7月8日のグッドウッドフェステイバルオブスピードでダイナミックな実車がデビューすることになりそうです。
(APOLLO)