ランチアの伝説再び!「037」がPHEVスーパーカーで帰ってくる!?【動画】

■2L直4に電気駆動のスーパーチャージャーを搭載、550馬力に

キメラオートモービルは、ランチア伝説の「037」に敬意を表して、新型ハードコアスーパーカーを提供する計画を発表、そのティザーイメージと動画をリリースしました。

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キメラ EV037 ティザーイメージ

キメラオートモービルは、イタリアのヴィンテージ・ラリーカー、特に「ストラトス」「デルタ」そして「037」のようなランチアに特化したレストレーションストアです。

ランチア「037」は、アバルトが開発を担当、フィアットがランチアブランドにより1982年のWRC(世界ラリー選手権)に参戦させた、ラリーのために約150台生産したロードカーの一般呼称名です。

キメラ「EV037」と名付けられた新型スーパーカーは、元F1の初期フェラーリチームのマネージャーであり、ランチアのエンジニアとして活躍したクラウディオ・ロンバルディ氏の協力のもと、2.0リットル直列4気筒エンジンを近代化、電気駆動のスーパーチャージャーを組み合わせ最高出力550hpを発揮すると予想されています。

また、車重は950kgに軽量化することにより、エキサイティングなドライビングが期待できるといいます。

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キメラ EV037 ティザーイメージ

EV037生産モデルは限定37台が製造され、50万ユーロ(約6500万円)で発売されると伝えらえています。

万一購入できなかった場合、キメラは四輪駆動システム搭載「インテグラーレ」を限定10台で生産予定なので、そちらも注目してほしいとのことです。

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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