■2L直4に電気駆動のスーパーチャージャーを搭載、550馬力に
キメラオートモービルは、ランチア伝説の「037」に敬意を表して、新型ハードコアスーパーカーを提供する計画を発表、そのティザーイメージと動画をリリースしました。
キメラオートモービルは、イタリアのヴィンテージ・ラリーカー、特に「ストラトス」「デルタ」そして「037」のようなランチアに特化したレストレーションストアです。
ランチア「037」は、アバルトが開発を担当、フィアットがランチアブランドにより1982年のWRC(世界ラリー選手権)に参戦させた、ラリーのために約150台生産したロードカーの一般呼称名です。
キメラ「EV037」と名付けられた新型スーパーカーは、元F1の初期フェラーリチームのマネージャーであり、ランチアのエンジニアとして活躍したクラウディオ・ロンバルディ氏の協力のもと、2.0リットル直列4気筒エンジンを近代化、電気駆動のスーパーチャージャーを組み合わせ最高出力550hpを発揮すると予想されています。
また、車重は950kgに軽量化することにより、エキサイティングなドライビングが期待できるといいます。
EV037生産モデルは限定37台が製造され、50万ユーロ(約6500万円)で発売されると伝えらえています。
万一購入できなかった場合、キメラは四輪駆動システム搭載「インテグラーレ」を限定10台で生産予定なので、そちらも注目してほしいとのことです。
(APOLLO)