ハイラックスにコスパで挑む! サンヨン・ムッソーが大幅改良へ

■シャープなLEDデイタイムランニングライトを備える新ヘッドライト装備

韓国サンヨンが販売するピックアップトラック、「ムッソー」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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サンヨン ムッソー 改良型プロトタイプ

韓国語で「サイ」を意味する言葉を起源とする初代「ムッソー」は、1993年に発売、2005年に生産終了し「カイロン」へバトンタッチされましたが、2018年に「レクトンスポーツ」で再登場。改良型で「ムッソー」の名前が再び採用されました。

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サンヨン ムッソー 改良型プロトタイプ

スウェーデン・ラップランドの凍りついた湖で捉えたプロトタイプは、韓国モデル特有のキャンパスのカモフラージュで覆われており、ディテールは不明ですが、シャープなLEDデイタイムランニングライトを備える新ヘッドライトや新設計されたグリルの一部が見てとれます。

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスタやタッチ式インフォテインメントディスプレイなど高級化に注目です。

パワートレインは、最高出力181psを発揮する2.2リットル直列4気筒エンジンを搭載、早ければ2021年内にショールームに登場するとみられます。

ピックアップトラック市場ではトヨタ「ハイラックス」や日産「ナバラ」など強力なライバルが存在していますが、そのコスパの良さを武器に争うことになりそうです。

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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