■F1モナコグランプリが初開催、優勝はブガッティ
1912(明治45)年4月14日、初航海の大型豪華客船「タイタニック号」が、北大西洋ニューファンドランド島沖で氷山に激突して沈没。犠牲者1,513人という当時世界最大の海難事故となりました。1997年世界中で大ヒットしたデカプリオ主演の映画で有名になりましたね。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
1929(昭和4)年4月14日、世界3大レースのひとつである「F1モナコグランプリ(GP)」が初めて開催されました。優勝したのは、ブガッティに乗ったウィリアム・グローバー・ ウィリアムズでした。ちなみに世界3大レースの残り2つは、「インディ500」と「ル・マン24時間レース」です。
また、2017年(平成29)年のこの日、ニューヨークモーターショーで日産インフィニティからSUV「QX80」が発表されました。インフィニティは、日産が海外で展開する高級ブランドで、トヨタのレクサスブランドに相当します。
インフィニティには、セダン、クーペ、SUVという3種のカテゴリーがあります。その中の本格SUVはQXシリーズと呼ばれ、1996年に初代「QX4」がデビューしました。当時は三菱パジェロやトヨタランドクルーザーが大人気だったので、それに対抗する形で開発されました。その後、2004年に2代目「QX56」、2015年に3代目となる「QX80」が登場します。
そして2017年、モデルチェンジによって進化したQX80が発表されました。QX80は、北米や中東市場の富裕層をターゲットにした、ゴージャスで本格的な大型SUVです。新型では、さらにゴージャスぶりに磨きをかけ、キルティングが施されたレザーシートやドアパネル、スマートフォン接続可能な8inchディスプレイ、最新の安全技術も装備。パワートレインは従来と同じ仕様ですが、最高出力400馬力を誇る5.6L V型8気筒エンジンと7速ATの組み合わせ、もちろんフルタイム4WDです。
QX80は、海外のお金持ちが好む高級感満載の本格SUVですが、日本ではどうでしょうか? 砂漠や厳しい道路環境で長時間運転する機会がない日本では、オフロードを快適に走るというよりも楽しむという傾向が強いので、一般受けするのは難しいのではないでしょうか。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)