■トヨタはプラットフォーム、テスラは電子制御ソフトウェアと担当
ドイツから入手した情報によると、トヨタはテスラと小型の電気SUVアーキテクチャを共同で開発する可能性があることがわかりました。
その内容とは、トヨタが車両のプラットフォームを開発し、テスラが電子制御プラットフォームとソフトウェアの開発を担当するといいます。
この情報に関して、両メーカーともコメントは発していませんが、もし実現すれば、近い将来わずか25,000USドル(約275万円)という手頃な価格で電気SUVが誕生する可能性があるといいます。
トヨタはすでに2025年までにラインアップの40%を、2030年までに70%を電化する計画を発表しており、テスラとの共同開発により、電動化が強化され一気に加速する可能性もありそうです。
トヨタとテスラの共同開発は初めてではありません。2010年にトヨタはテスラの5,000万ドルの株式を取得、その年のロサンゼルスモーターショーではテスラと共同開発した「RAV4 EV」を発表しています。
その後、2016年の時点で1.43%の株式を保有していましたが、2017年に完全に売却されました。
そんな過去からも、小型電気SUVプラットフォームが共同開発される可能性が十分ありそうです。
計画が順調に進めば、2025年までにワールドプレミアも期待できると予想されます。