新たなティザーイメージ公開! VWのフラッグシップEVセダンは2026年発売

■次世代アーキテクチャにより10時間で完全な車両を製造可能に

VWがフラッグシップEVセダンの開発を示唆する「トリニティ」プロジェクトを発表しましたが、2026年発売へ向けて新たなティザーイメージとセミトラックのイラストを初公開しました。

VW semi
VW semi ティザーイメージ

VWグループ会長であるヘルベルト・ディース氏は、トリニティプロジェクトについて「フォルクスワーゲンの新しい言語を採用し、インテリアに重点をおきます。この車両はレベル4の自律走行も可能ですが、人間が引き継ぐためのハンドルとペダルは装備することになります」と述べています。

VW トリニティ_002
VW トリニティ ティザーイメージ

新たなティザーイメージでは、アーチ型のルーフラインと尖った後端を備えていることがわかるほか、ブルーライトがトップ、リア、ベルトラインの一部、そしてホイールを照らし、EVモデルらしさが演出されています。

ただし市販型は2026年まで登場しないため、これは最終デザインというより、概念的なエクステリアに近いものと予想されます。

プロジェクト「トリニティ」は、IDファミリーのモデルに続く次世代VW電気モデルであり、次世代アーキテクチャにより10時間で完全な車両を製造すると噂されています。

また、このプラットフォームを採用する最初のモデルのコストは3,500ユーロ(約450万円)程度と予想され、最先端モデルであるにもかかわらず、手頃な価格設定が期待できそうです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる