■次世代アーキテクチャにより10時間で完全な車両を製造可能に
VWがフラッグシップEVセダンの開発を示唆する「トリニティ」プロジェクトを発表しましたが、2026年発売へ向けて新たなティザーイメージとセミトラックのイラストを初公開しました。
VWグループ会長であるヘルベルト・ディース氏は、トリニティプロジェクトについて「フォルクスワーゲンの新しい言語を採用し、インテリアに重点をおきます。この車両はレベル4の自律走行も可能ですが、人間が引き継ぐためのハンドルとペダルは装備することになります」と述べています。
新たなティザーイメージでは、アーチ型のルーフラインと尖った後端を備えていることがわかるほか、ブルーライトがトップ、リア、ベルトラインの一部、そしてホイールを照らし、EVモデルらしさが演出されています。
ただし市販型は2026年まで登場しないため、これは最終デザインというより、概念的なエクステリアに近いものと予想されます。
プロジェクト「トリニティ」は、IDファミリーのモデルに続く次世代VW電気モデルであり、次世代アーキテクチャにより10時間で完全な車両を製造すると噂されています。
また、このプラットフォームを採用する最初のモデルのコストは3,500ユーロ(約450万円)程度と予想され、最先端モデルであるにもかかわらず、手頃な価格設定が期待できそうです。