6年ぶり復活へ! シトロエン・C5後継モデルの最終デザインを確認

■最新「EMP2」プラットフォームを採用、リフトアップされクロスオーバーに

シトロエンがかつて発売していた欧州Dセグメント・セダン/ワゴン「C5」後継モデルの最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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シトロエン C5 後継モデルプロトタイプ

C5は、2007年から2015年まで生産された第2世代を最後に販売が終了していましたが、6年ぶりに市場に帰ってくることになります。

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シトロエン C5 後継モデルプロトタイプ

捉えたプロトタイプは、直立したフロントエンドに新設計されたグリル、ブーメラン型の縦スラットが入ったワイドなエアインテーク、スリムなヘッドライトの一部など、最終デザインが初めて露出しています。

市販型ではプジョー「508」と共有する、PSAグループの最新「EMP2」プラットフォームを採用。ボディはリフトアップされ、ハッチバック風リアエンドを持つクロスオーバールックとなり、2016年のパリモーターショーで公開された「CXPERIENCE CONCEPT」(Cエクスペリエンス・コンセプト)にインスパイアされたデザインが予想されています。

キャビン内では、一対の大型スクリーンとフルデジタル・インストルメントクラスタの搭載が濃厚です。

パワートレインの詳細は不明ですが、直列3気筒、直列4気筒ガソリンおよびディーゼルエンジンがラインナップするほか、プラグインハイブリッドも期待されています。

C5後継モデルのワールドプレミアは、最速で4月の上海モーターショーで、セダンとワゴンの設定はされないと予想しています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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