日産「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」は、純正アクセサリーパーツも活用したエクステリアが魅力【バーチャルオートサロン2021】

■つや消しの「マットダークグレイメタリック」と「マットピンクゴールド」の組み合わせ

日産は、Web上で公開中であるカスタマイズモデルの特設サイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」のリアル版として、2021年3月24日から4月23日まで、日産グローバル本社ギャラリーにおいて「NISSAN CUSTOMIZE 2021 特別展示会」を実施します。同展示会は、期間限定でカスタマイズモデルをチェックできる貴重な機会になります。

「NISSAN CUSTOMIZE 2021」は、コロナ禍により中止になった「東京オートサロン2021」に出展予定だったカスタマイズモデルをオンライン上で楽しめる専用Webサイト。先述のように、「バーチャルオートサロン2021」にも出展されています。

ここではその中から、2020年12月に新型にスイッチした日産ノート(e-POWER)のコンセプトカー「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」を紹介しましょう。

「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」は、上質で未来的なカスタマイズを提案しています。コンセプトカーの「アリア」を彷彿とさせるムードが漂うエクステリアが特徴。撮影が許されたのは、エクステリアのみでした。

日産 NOTE PLAY GEAR CONCEPT
日産「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」のエクステリア

その外観は、スポーティなエアロパーツと17インチアルミホイールをまとい、「GEAR CONCEPT」の車名が示すとおり、アウトドアでのシーンを想起させる存在感のあるルーフボックスを装着。

NOTE PLAY GEAR CONCEPT
ホイールはマイクラ用を使い、ピンクのアクセントカラーが配されている

コンセプトカーではあるものの、オリジナルの新型ノートの雰囲気を活かすと共に、ドアバイザーやエアロパーツなどの純正品も使うことで、現実味も抱かせる仕立てになっています。

目を惹くボディカラーはつや消しの「マットダークグレイメタリック」で、「マットピンクゴールド」のアクセントカラーが配されています。フロント、サイド、リヤのロアに装着されるフィニッシャーの「マットピンクゴールド」は、塗装ではなく、ラッピングシートの上に色をペイントして成形されたそうです。

NOTE PLAY GEAR CONCEPT
ベースキャリアは純正アクセサリーのスーリー製

さらに、Aピラーからルーフ、リヤピラー、各エンブレムにも「マットピンクゴールド」が使われています。17インチアルミホイールは、専用デザインと思いきや、マイクラ用を活用。さらにドアミラーにも「マットピンクゴールド」のアクセントカラーが配されていて、マットカラーにより、キュート過ぎないのも印象的。

メインターゲットは、女性とのことではあるものの、男女を問わずスマートに乗れ、アウトドアもこなせるコンセプトカーになっていて、コンプリートカーとして市販されれば話題を集めそう。

使われているパーツもアクセサリーが中心になっているので、反響次第では市販化の期待もありそうですが、いまのところ市販に関しては未定とのことです。

NOTE PLAY GEAR CONCEPT
エンブレムにも「マットピンクゴールド」が使われている

(文/写真 塚田勝弘)

【関連リンク】

特設サイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」
https://www2.nissan.co.jp/EVENT/CUSTOMIZE/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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