■フロントデザイン大刷新、強靭なハイライディング5ドア登場
フォードの欧州Bセグメントハッチバック、「フィエスタ」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
初代フィエスタは1976年に発売、以降フィエスタは45年にわたりロングセラーモデルとなっています。第5世代となる現行型は2017年に登場、これが初の大幅改良となります。
Bセグメントは、欧州で最も競争力のあるセグメントであり、プジョー「208」、ルノー「クリオ」、オペル「コルサ」、VW「ポロ」など新型モデルがひしめき合っています。現在遅れをとっているフィエスタにとって大幅改良は急務と言えそうです。
プロトタイプのフロントエンドは大掛かりな偽装パネルを装備、大刷新される可能性を秘めています。また、ボディをリフトアップ、ルーフレールを装着しており、改良型に設定されるハイライディング5ドア「アクティブ」のプロトタイプと思われます。
ボンネットはわずかに開いており、エンジンルームからAピラーを通って車内へ2本のケーブルが導入されていることが見てとれます。テープで固定されていることから、ある種の測定ハードウェアに接続され、エンジンから複数のデータを収集していると考えられます。
パワートレインは、2020年にリフレッシュされており、48Vマイルドハイブリット、1.0リットル直列3気筒、1.1リットル直列3気筒、1.5リットル直列4気筒ガソリン/ディーゼルのラインアップがキャリーオーバーされる可能性が高いでしょう。
フィエスタ改良型のデビューは、最速で2021年内と予想されます。
(APOLLO)