■「Dynamic x Solid」の進化系「BOLDER」デザインを反映
スバルは、主力モデル『インプレッサ』次期型の開発に着手したとみられますが、その情報を元に予想CGを制作しました。
初代インプレッサは1992年に発売、ハッチバック、セダン、そしてスポーツワゴンも設定されていました。第5世代となる現行モデルは2016年に登場、「SUBARU GLOBAL PLATFORM」が初めて採用されました。2019年の大幅改良を経て、いよいよ第6世代へバトンタッチとなります。
次期型では、「Dynamic x Solid」の進化系「BOLDER」デザインを反映させたデザインを採用するとともに、若干ボディが拡大されます。
ポイントとなるフロントからサイド、リヤまで入ったスリットにより躍動感と立体感を演出、アンダー部分周りはウイング状のスカートが採用される可能性がありそうです。またヘッドライトもコの字タイプをより進化させたシャープなデザインになるほか、グリル&開口部はより大型化し、迫力ある顔つきに。
さらに、ライトから繋がる縦型のスリットタイプのデュフューザーがサイドを引き締めるというエクステリアが予想されます。
キャビン内では、「レヴォーグ」に搭載されている11.6インチ縦型独立インフォテイメントディスプレイをセンターに配置するほか、フルデジタルインストルメントクラスタが装備されます。
パワートレインは、1.6リットル水平対向4気筒エンジン、および2.0水平対向4気筒エンジン+モーターの「e-BOXER」ハイブリッドモデルがキャリーオーバーされる見込みですが、新たにレヴォーグの1.8リットルDOHC 直噴ターボ「DIT」のダウンサイジングバージョンとなる1.5リットルターボエンジンが設定される可能性がありそうです。
安全装備では、「アイサイト」最新世代バージョン、上位モデルは「究極のぶつからないクルマ」を目指す「アイサイトX」を搭載、3D高精度地図データにより、正確なレーンキープを実現、カーブ前での減速、渋滞時のハンズオフ走行などをアシストします。
インプレッサ次期型はハッチバックとセダン「G4」をラインアップ、2022年秋のデビューを目指します。
(APOLLO)