■メルセデスF1 W06ハイブリッドレーサーの1.6リットルV型6気筒エンジンを搭載
メルセデス・ベンツが開発中のハイパーカー「AMG ONE」プロジェクト量産型の最新プロトタイプが公式リークされました。
AMG創業50周年を記念したこのハイパーカーは、ハイブリッドシステムとF1テクノロジーを搭載し、2017年に最初のプロトタイプを公開から長い道のりを経てついに量産型が公開されました。
メルセデスAMG公式インスタグラムで投稿された画像では、ルーフに巨大なエアスクープやシャークフィンを持ち、リヤウィングからホイールアーチの通気口までアクティブなエアロコンポーネントを装備しています。
足回りでは、センターロック式10スポークアルミホイールを装備、カーボンファイバー製カバー、換気スロットによって空気の流れを向上させたり、ブレーキ冷却効果を高めます。
心臓部には、メルセデスF1 W06ハイブリッドレーサーから流用される1.6リットルV型6気筒エンジンを搭載。11,000rpmまで回転し、4つの電気モーターを注入することで、最高出力は1,000hpを超えます。
また、8速の「AMGスピードシフト8」トランスミッションと組み合わされ、0-200km/h加速は6秒以下・最高速度350km/hのハイパフォーマンスを誇ります。最終的な最大出力は明かされていませんが、最新情報では1,200hpに達する可能性があるといいます。
量産型AMG ONEの価格は300万ドル(約3億3000万円)で、 デリバリーは2021年後半に開始予定となっています。
(APOLLO)