■ドア、ルーフ、フロントエンドが完全露出、7月にも生産開始へ
BMWは2020年9月に高性能2ドアスポーツカー「M4クーペ」を発表しましたが、その派生オープンモデルとなる「M4 コンバーチブル」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
ドイツ市街地で目撃したテスト車両はこれまでで最もカモフラージュが軽く、ドア、ルーフ、フロントエンドが完全露出、リヤフェンダーとバンパーのみ偽装されている状態です。
物議をかもしている「XXL」サイズのキドニーグリルを採用する以外に、M4コンバーチブルはもう一つ大きな変更を遂げています。
現行モデルのハードトップから折りたたみ式ソフトトップへの変更で、これにより、軽量化・低重心化だけでなく、ルーフオープン時のスタイリングにも寄与するとみらます。実際、先代M4コンバーチブルはクーペより約250kg(550ポンド)重かったため、パフォーマンスの向上も大いに期待できそうです。
パワートレインは最高出力473hpを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載、「コンペティション」では502hpまで強化されることが予想されます。駆動方式は後輪駆動と全輪駆動の両方がオプション提供されるとみられ、MTとATが組み合わされると思われます。。
M4コンバーチブルのデビューは今後数週間以内とみられ、生産は7月からスタートされます。
(APOLLO)