「アクティブブレーキリミテッドスリップ」搭載した、インフィニティQX60の最新プロトタイプが雪上テスト

■前輪とボディの周りにセンサーを装備、グリップが必要かどうかを予測

インフィニティは現在、クロスオーバーSUV『QX60』を開発していますが、次期型では新技術「トルクベクタリングAWD」を採用することがわかりました。

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インフィニティ QX60 次期型プロトタイプ

これは真のトルクベクタリングではありませんが、ブレーキを慎重に適応させ、車両が正しい方向へ進むよう促します。ただしこのシステムは、カーブを曲がったところで作動するのではなく、雪または氷の上で加速している時に、ドライビングの安定性を維持するためにあります。

そのため、インフィニティではトルクベクタリングではなく「アクティブブレーキリミテッドスリップ」と呼んでいます。

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インフィニティ QX60 次期型プロトタイプ

インフィニティのパフォーマンス開発マネージャーであるクリス・フィッシャー氏は、「氷上で停止してアクセルペダルを踏み込むと安定し、簡単に前進することができます」と語っています。

このシステムは、AWDシステムのカップリングによって支援され、FWDシステムから派生した多くのAWDパフォーマンスカーと同様に、パワーの50%を後輪に送ることができるといいます。また、前輪とボディの周りにさまざまなセンサーを装備、グリップが必要かどうかを予測し、後輪を噛み合わせることができるようです。

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インフィニティ QX60 次期型プロトタイプ

パワートレインは、「パスファインダー」から流用される3.5リットルV型6気筒エンジンを搭載、9速オートマチックトランスミッションと組み合わされ、最高出力295hpを発揮します。

新型QX60のデビューは明らかにされていませんが、年内のワールドプレミアは確定しています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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