■「911タルガ4」「911タルガ4S」の頂点に君臨し470ps以上を発揮
ポルシェが現在開発を進める「911 GTSタルガ」(992世代)市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
911GTSは前世代の足跡を辿り、「S」と「GT3」の間に設定されます。またタルガとしては、現在「911タルガ4」、および「911タルガ4S」の2仕様のみ設定されていますが、その頂点に君臨することになるモデルです。
ほぼフルヌード状態で捉えたプロトタイプは、センターロックホイール、スモークヘッドライト、多数のブラックアウトトリム、911スポーツデザインバンパーを装備するほか、スポーツクロノパッケージ、スポーツエキゾーストシステム、そのほかパフォーマンス重視のアイテムなど、通常オプション扱いの機能が標準装備される可能性があります。
パワーユニットは3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は「911タルガ4」が385psを発揮、0-100km/h加速4.2秒。「911タルガ4S」では最高出力450ps、0-100km/h加速3.6秒とこれまでより0.4秒短縮しています。
これに対し「911タルガ4 GTS」では同エンジンを搭載しながらも最高出力は470ps以上とみられ、8速PDKに加えマニュアルトランスミッションを搭載する予定です。
注目はわずかに捉えたコックピットです。ダッシュボードの大部分を布で隠していることから、992世代のアップデート(改良型)バージョンの可能性を秘めています。ただし、911GTSとベースモデルのアップデートが同時にデビューすることはなく、GTSが今年後半に公開されたあと、2022年以降に更新される予定です。
(APOLLO)