■「GA-C」の下に設定されるコンパクトモデル用アーキテクチャは年間50万台以上
トヨタは欧州Aセグメントの新型モデルを開発していると発表しましたが、「ヤリス/ヤリスクロス」に続いて「GA-B」プラットフォームを採用することがわかりました。
GA-Bプラットフォームは、「プリウス」などに採用されている「GA-C」の下に設定されるコンパクトモデル用アーキテクチャで、ヤリスを含め年間50万台以上の生産が見込まれる主力車台となります。
以前から目撃されているアイゴ後継モデルの開発車両は、コの字型LEDターンシグナルを備える新しいヘッドライト、上下二分割されて現行型よりすっきりとしたグリルが確認できます。
フロントエンドが長く見えるほか、ルーフがアーチ型に設計されていることがわかります。また、リアエンドでは、テールゲートに隣接する垂直LEDテールライトを装着。バンパーのリフレクターは横型から縦型に変更され、さらに位置も上部へ移動されていることが見てとれます。
パワートレインは、1.0リットル直列3気筒などの内燃機関エンジンなど、手頃な価格を維持するとも考えられますが、自己充電ハイブリッドシステムが組み合わされる可能性も噂されています。また、市販型では「アイゴ」ではなく別の名称が与えられる可能性を示差しています。
アイゴ後継モデルのデビューは、2022年初頭と思われ、チェコの工場で生産予定となっています。
(APOLLO)