■「EVA」基盤を初めて採用、「AMG GT4ドアクーペ」風ルーフラインに
メルセデス・ベンツが年内にもデジタルワールドプレミアを予定している新型EVサルーン「EQS」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
豪雪のスカンジナビアで捉えた最新プロトタイプは、これまででもっともカモフラージュが軽く、全てのピラー、リアウィンドウ、ルーフデザインが露出。その美しいリフトバックデザインが鮮明に確認できます。
市販型では新開発した電動モデル専用アーキテクチャ、「EVA」を初めて採用、「AMG GT4ドアクーペ」と似ているルーフライン、ミラーの配置やフロントピラーとリアピラーの小さなガラスセクションの追加など、Sクラスセダンとは一線を画したデザインが特徴です。
後部ではLEDテールライトが隠されていますが、すでに公開されたティザーイメージによって、全幅のライトバーが装備されることがわかっています。
キャビン内は、1月のCESイベントでプレビューされたように、デジタルインストルメントクラスタ、タッチスクリーンインフォテイメントシステムを搭載、ダッシュボードの助手席側にある、別のディスプレイで構成される広大な56インチハイパースクリーンが採用されます。
EVユニットは、各車軸に1基ずつ、2つのモーターを装備し、最高出力は450ps以上を発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを実現します。駆動方式は、電気式全輪駆動が標準になると予想され、WLTPテストにより最大435マイル(700km)以上の後続を誇ります。
(APOLLO)