起源は「イタリアの古い金貨」。フィアット フィオリーノ次期型、世界発売の野望!

■13年振りのフルチェンジ。グリルに水平貴重の2本のバー、DRLも刷新

イタリア・フィアットの小型商用車「フィオリーノ」次期型プロトタイプを、スウェーデン北部の山中でカメラが捉えました。

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フィアット フィオリーノ 次世代型プロトタイプ

初代フィオリーノは1977年に発売、1988年には第2世代へバトンタッチされました。第3世代となる現行型は2007年に登場、2016年に大幅改良されており、今回が実に13年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

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フィアット フィオリーノ 次世代型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、フロントクリップと車両の下半分をカモフラージュしています。フロントエンドでは、グリルに水平基調の2本のバーを配置。下部の吸気口には、2本の縦のフィンを配置し、LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトなど刷新されている様子が伺えます。また、新LEDテールライトの一部も顔を覗かせています。

キャビン内も大刷新されます。最新のインフォテイメントソフトウェアと安全システム、モダンで機能的なデザインがインテリアに取り入れられると思われます。

パワートレインは、1.3リットル、および1.4リットル直列4気筒エンジンをラインアップ。2021年内のデビューを目指して開発が進んでいますが、新型では一部市場のみの販売からグローバルモデルとなる可能性がありそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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