プジョー208が「GT Line」を「GT」にグレード名を変更し、ガソリンエンジン車のWLTCモード燃費を5%向上

■「GT」に前席シートヒーターを標準装備

Groupe PSA Japanは、2021年2月24日、プジョーのBセグメントモデルであるプジョー208、e-208の「GT Line」グレードを「GT」にグレード名を変更しました。同時に、ガソリンエンジン仕様のWLTCモード燃費を5%向上させる一部改良を実施すると共に、一部グレードの装備が変更されています。

プジョー 208
一部改良を受けたプジョー208の走行イメージ

最上級グレードである「GT Line」が「GT」にグレード名が変わったのを受けて、エクステリアのエンブレムも「GT」に変更され、17インチアロイホイールのカラーがダークグレーになっています。なお、e-208 GTのホイールは従来どおりになります。また、フロントシートヒーターも標準装備化され、冬場や寒い朝での快適性が高まっています。

プジョー 208
プジョー208「GT」のエクステリア

208 Allure(アリュール)は「GT」同様に燃費改善が盛り込まれ、エコカー減税対象に。受注生産モデルの「208 Style」は、ヘッドライトがLEDになり、足元は16インチアロイホイール(グレー)になります。ガソリンエンジンモデルである1.2L直列3気筒ターボ車は、最高出力74kW(100ps)/5500rpm、最大トルク205Nm/1750rpmで、「EAT8」と呼ばれる8速ATが組み合わされています。

価格は「208 Style」が249万9000円、「208 Allure」が262万9000円、「208 GT」が299万円です。また、100kW(136ps)/5500rpm、260Nm/300-3674rpmというスペックのピュアEV仕様の「e-208 Allure」が389万9000円、「e-208 GT」が426万円。

なお、人気装備の「パノラミックガラスルーフ」は、「GT」に10万2000円のオプションで設定されています。

小気味よい走りが魅力のプジョー208は、ガソリンエンジン車の燃費向上が朗報で、より高い経済性も享受できるようになっています。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる