■車内には自立型のワイドなデジタルインストルメントクラスタとインフォテイメントシステムが搭載
起亜の次世代エレクトリックモデル開発車両のグループをカメラが捉えました。
そこには起亜「CV」(車内コードネーム)、ジェネシス「GV60」、ヒュンダイ「アイオニック5」のプロトタイプが集結していました。
この3台はすべて同じ「E-GMP」(Electric Global Modular Platform)を採用、兄弟モデルとなります。
GV60はクロスオーバーテイストのモダンなハッチバック、アイオニック5はクラシックなVWゴルフのようなエクステリア、CVはクロスオーバーとシューティングブレークを融合させたスタイリッシュなデザインが特徴となっています。
今回はその内部の撮影に成功したCVにスポットを当てます。ご覧の通り、メルセデス・ベンツを彷彿させる自立型のワイドなデジタルインストルメントクラスタとインフォテイメントシステムが搭載されています。また、デュアルスポークのステアリングホイール、ロータリーギアシフターも確認できるほか、スリムなレジスター、照明システム、ミニマリストのセンタースタックのように見えるものもあるようです。
エクステリアは厳重にカモフラージュされていますが、クロスオーバーとハッチバックの境界線を曖昧にするスタイリッシュなデザインが期待され、切り詰められたフード、寝かされたAピラー、スポーティなベルトラインと曲線美のボディワークが加わります。
仕様の詳細は謎ですが、最高出力313psを発揮するデュアルモーターの四輪駆動システムが予想され、0-100km/h加速は5.2秒のパフォーマンスが期待できるといいます。
また、800Vの充電機能と350kWhの充電速度を提供、WLTPテストサイクルで最大500km(310マイル)の航続距離で20分未満の高速充電時間が予想されています。
(APOLLO)