日本市場も視野。レンジローバー イヴォーク、3列7人乗りラグジュアリーモデルの設定が確実に!

■ホイールベースを延長、メルセデス・ベンツ「GLB」に対抗

ランドローバーのスポーティなクロスオーバーSUV、レンジローバー「イヴォーク」に設定される、3列7人乗りのLWB(ロングホイールベース)プロトタイプをキャッチ、発売が確実となりました。

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レンジローバー イヴォーク LWB 市販型プロトタイプ

豪雪のフィンランド北部で捉えたプロトタイプはボディを厳重にカモフラージュ。おなじみのフロントマスクがみられますが、Aピラー後方で最大の変化が発生します。サイドからみるとかなり長いリアドアが確認できるほか、傾斜したルーフ、上向きにスイープするベルトラインを維持しています。

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レンジローバー イヴォーク LWB 市販型プロトタイプ

ベースモデルは、859mm(33.8インチ)の後部座席スペースを提供していますが、かなりタイトであり、イヴォークの弱点の1つと言われています。しかし、ホイールベースを延長することによりフットスペースを向上、メルセデス・ベンツ「GLB」との競争力を高めるはずです。

室内では、ランドローバー最新のステアリングホイールデザイン、デジタルゲージクラスタ、12.3インチのワイドスクリーン・インフォテイメントディスプレイ、および、エアコン用第3のディスプレイを備えることになるでしょう。

パワートレインは、最高出力249ps、最大トルク365Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンや、ディーゼルエンジン、最高出力309psを発揮する1.5リットル直列3気筒ターボ+電気モーターのプラグインハイブリッドなどがキャリオーバーされる見込みです。

イヴォークLWBのデビューは、2021年内と予想されています。また欧州や北米市場への投入は確定しておらず、中国をはじめアジア市場への投入が優先されるといい、日本市場導入も有力といえそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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