■シャークノーズ採用モデル、Cピラー以降のドア後部レイアウトも大刷新
韓国キア自動車のコンパクト・クロスオーバーSUV「ニロ」次世代型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
現行型のニロは2016年のシカゴモータショーで初公開、ヒュンダイ「アイオニック」とプラットフォームを共有するハイブリッド専用モデルです。同年には「最も燃費効率が高い車種」としてギネス認定され、北米でも大人気モデルへと成長しています。
豪雪のスウェーデン山中で捉えたプロトタイプは、見た感じで測るのは難しいですが、リアドアが長く見えます。おそらく、現行型よりオーバーハングを切り詰め、長いホイールベースになるはずです。そして注目はCピラーで、ドアの後部のレイアウトが現行型と全く異なっている様子が伺えます。
フロントエンドは黒いタープ(防水シート)とダミーパネルでカモフラージュされていますが、ヘッドライトが下部へ移動、ブランドの特徴的な「タイガーノーズ」グリルを廃止し、代わりにシャークノーズと言われるフロントエンドを採用、「ハバロニ コンセプト」に大きく影響されたデザインが予想されています。
リアエンドも同様に厳重なカモフラージュが施されていますが、雪の下には様々なリアセンサーがあると見られるほか、上部の角をよく見ると新しいブーメランLEDテールライトの輪郭が確認できます。
コックピットには、複数のインフォテインメントスクリーンを搭載するとみられ、ボンネットの下にはハイブリッド、フルエレクトリックの設定が予想されています。
(APOLLO)