ネコの日。ホンダからクロスオーバーSUV・クロスロードが登場!【今日は何の日?2月22日】

■「アメリカ建国の父」ジョージ・ワシントンが誕生

1732年のこの日、「アメリカ建国の父」ジョージ・ワシントンが生まれました。イギリスからの独立戦争で総司令官として勝利に導き、初代アメリカ大統領に就任した人物です。子供の頃、父親の大事にしていた桜の木を切ったことを告白したら、かえって正直だと父親に褒められたという逸話が有名ですね。

また2(ニャン)2(ニャン)2(ニャン)の語呂合わせで「ネコの日」です。ネコの日にちなんで、「猫バンバン」というキャンペーンをご存知ですか?これは日産が提唱したもので、冬場にクルマに乗る前にボンネットをバンバンと叩いて、エンジンルームやタイヤ周辺に猫がいないかを確かめる行為のことです。確かにクルマの下に猫が潜っているのを見たことがありますね、なるほどと思います。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

2007(平成19)年2月22日、ホンダからクロスオーバーSUVの2代目「クロスロード」が発表されました。

2007年発売クロスロード
2007年発売クロスロード

1993年に発売された初代クロスロードは、英国のランドローバー社のクロカン車「ディスカバリー」のOEM車でした。本格的な走行性能や走破性を持ち、当時のRV人気の中で順調に販売を残すも1998年に生産を終えました。

1993年発売初代クロスロード
1993年発売初代クロスロード

そして、9年後の2007年に登場した2代目クロスロードは、初代の頑強なRVからソフトで扱いやすいクロスオーバーSUVへと変貌しました。ミニバンのストリームのプラットフォームをベースに、パワートレインはストリーム用1.8Lおよび2Lエンジンと5速ATの組み合わせ、駆動方式はFFと4WD。3列7人乗りで、「スカルプチャル(彫刻のような)・タフ・フォルム」と呼んだシャープなスタイルによって、クロスオーバーらしさをアピールしました。

2007年発売クロスロード
2007年発売クロスロード

しかし、当時はまだ現在のようなSUVブームは起こっておらず、ミニバンブームの真っただ中であったためか新しい市場の開拓はできず、わずか3年半で生産を終了しました。また、当時人気の「ハマーH2」に似ていると言われ、模倣を連想させたのもマイナス要因になったかもしれません。

毎日が何かの記念日。それではまた明日!

(Mr.ソラン)

この記事の著者

Mr. ソラン 近影

Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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