■現行型の水平クロムバーから、「S3」に似たメッシュのグリルパターンを採用
アウディのフラッグシップ・4ドアサルーン、「A8」に設定される高性能モデル、「S8」改良型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
S8は、1994年に登場した初代「A8」から設定されているハイパフォーマンスモデルで、2018年から販売されているS8第4世代にとって、これが初の大幅改良となります。
キャッチしたプロトタイプは、現行型の水平クロムバーから、「S3」に似た全く新しいメッシュのグリルパターンを採用、LEDデイタイムランニングライトのグラフィックが変更されたヘッドライトを装備しているほか、コーナーエアインテークなども新設計されていることがわかります。
そのほか、新しいサイドスカート、リアバンパーも確認、LEDテールライトバーもリフレッシュされている様子です。また、S8特有の円形クワッドエキゾーストパイプもインサートされています。
車内の様子は不明ですが、インフォテインメントシステムのアップデート、高度な安全機能が与えられる可能性が高いでしょう。
パワートレインは、現行型に搭載されている4.0リットルV型8気筒「TFSI」ツインターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドがキャリオーバーされると思われ、最高出力は563hp、最大トルク590Nmを発揮します。また、8速オートマチックトランスミッションに接続され、クワトロスポーツリアデフを備える全輪駆動システムに動力を送ります。この設定により、最高速度250k/h(電子リミッター作動)、0-100km/h加速3.8秒のパフォーマンスを実現します。
S8改良型、およびベースとなるA8改良型は、2021年内のデビューが有力です。
(APOLLO)