■高性能ブランド「ポールスター1」に似たプロポーション、テールライトに強烈な個性
ボルボの未来を予想するCGを、デザイナーのTomas Zumalakarregui氏が提供してくれました。
スウェーデン語で「戦士」を意味する「Krigare」と名付けられた4ドアクーペは、高性能ブランド「ポールスター1」に似たプロポーションの4ドアセダンのスタイルです。
フロントエンドには、レクサスのスピンドルグリルでさえ控えめに見えるワイドなグリルを装備。コの字型でヘッドライトを囲むLEDデイタイムランニングライトはフェンダーに伸び、かなりアグレッシブな印象を与えています。
サイドではフロントガラスとリアウィンドウをシームレスに接続。シルバーのAピラーとCピラーを含む非常に低いルーフラインが確認できるほか、Bピラーを削除、リアドアノブは前部に移動されているのも特徴的です。また、足回りにはシルバーのスポークとブレンボ製ブルーブレーキキャリパーが装着されています。
もっとも印象的なのはリアエンドです。複雑な幾何学模様が入った薄いLEDテールライトを装備、リアウィンドウがデッキリッドまで伸びており、全体をグロスブラックで塗装するなど、シームレスなデザインはインパクトが強いです。
ボルボは、デザインの進化が著しいブランドの一つと言え、今後のコンセプトとしてこんな近未来デザインが登場することも期待できそうです。
(APOLLO)