■キドニーグリルを若干拡大、C型とは異なる刷新されたLEDデイタイムランニングライト装備
BMWは現在、ハイパフォーマンス・コンパクトクロスオーバーSUV「X3M」改良型を開発していますが、その最新プロトタイプに大接近、ディテールを鮮明に捉えました。
現在、スウェーデン北部の山中では多くのメーカーが新車テストを行っていますが、中でもBMWは開発ラッシュとなっています。今回の撮影では「X3M」を先頭に、「X4M」「M4コンバーチブル」、さらに後ろにはM4クーペを従えた車列を見ることができました。
X3Mに焦点をあてますが、改良型ではキドニーグリルが若干拡大されるほか、コーナーエアインテーク、リアバンパー、LEDテールライトなども新設計されます。また、現行モデルのC型とは異なる刷新されたLEDデイタイムランニングライトを鮮明に撮影しました。
キャビン内は不明ですが、最新ソフトウェアをインストールした、より大型のインフォテインメントシステムが搭載されるとのことです。また、新しいギアシフター、アップデートされたiDriveコントローラーを採用することでM3、M4の後を追います。
ベースモデルのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンをはじめ、2.0リットル直列4気筒ターボエンジン+電気モーターのPHEVなどが引き続きラインアップされます。
またX3Mでも最高出力479ps、最大トルク598Nmを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンがキャリオーバーされるほか、コンペティションバリアントでは、最高出力510psを発揮する見込みです。
X3M改良型のデビューは2021年内となるでしょう。
(APOLLO)