■世界の発明王エジソンが誕生。北米で好評のアルマーダは日産パトロールを継承
2月11日は「建国記念の日」で国民の祝日です。「建国記念日」と呼ばないのは建国の日とは関係なく、単に建国されたことを記念する、国を愛する心を養う日という考えによるものです。
また1847年のこの日は、世界の発明王「エジソン」の誕生日です。蓄音機(録音機)や白熱電球、映画用撮影機、映写機、投射機など彼の特許総数は、合計1,300を超えます。また、クルマとも多少関わりがあり、「自動車の育ての親」と呼ばれたヘンリー・フォードは、若い頃エジソンの照明会社の技師として働いていました。それが縁で、その後もエジソンから数々のアドバイスをもらっていたそうです。天才のアドバイスは、さぞかし頼もしかったでしょうね。
あ、ちなみに、clicccarでもお馴染みの国際モータージャーナリスト・清水和夫さんのお誕生日が今日、1954年2月11日。ラリーやレースで鍛え上げられた日本トップクラスのドライビングスキルをもち、かつ政府の仕事もこなす理論派・行動派のジャーナリストでもあり。本日で66歳になられました。おめでとうございます!
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2016(平成28)年2月11日、北米日産は「シカゴモーターショー16」で新型「アルマーダ」を初公開しました。
アルマーダは、2003年から北米で発売された「日産の戦艦」の異名を持つ高級フルサイズSUVです。主に中東市場で販売していた「パトロール」を、アルマーダの2代目として北米市場に投入したものです。またパトロールは、日本では1980年から2007年までトヨタの「ランクル」のライバルとして「サファリ」という名前で販売されていました。
プラットフォームは、大型ピックアップ「タイタン」のラダーフレームをベースとし、エンジンは5.6L V型8気筒エンジンで最高出力390ps/最大トルク54.4kgmを発揮。7速ATを組み合わせて2WDと4WDを設定し、高い走破性を実現しています。また今年2021年1月には、ビッグマイナーチェンジを行い、さらにグレードアップしました。
北米市場は、ガソリン価格の下落やトランプ大統領の燃費規制緩和策の推進などによって、この数年ライトトラックに分類される大型SUVやピックアップトラックが大人気となっています。しかし、地球温暖化対策を重要施策に掲げるバイデン大統領に代わり、燃費規制値が緩いライトトラックとは言え、燃費の悪い大型SUVがこれからも存続できるかどうか、少しばかり心配ですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)