■内・外装にイエローのアクセントカラーを配したレーシーな1台
Cセグメントのハッチバックの中でも貴重なイタリア車であるアルファ ロメオ・ジュリエッタ。
2021年2月20日から「最後の限定車」を謳う「Giulietta Veloce Speciale(ジュリエッタ・ヴェローチェ・スペチアーレ)」が発売されます。
現行ジュリエッタは2010年にイタリア本国で発売され、日本では2012年2月にリリースされていて、2021年までの販売になるそうです。
この「ジュリエッタ・ヴェローチェ・スペチアーレ」には、2020年に兄貴分のジュリアに新色として導入された「アノダイズドブルーメタリック(限定20台)」をはじめ、「エトナブラックメタリック(限定20台)」「ルナホワイトメタリック(限定25台)」の3色が設定されています。
アルファ ロメオを象徴する盾型グリルのフレームやミラーハウジング、サイドスカートがカーボン仕上げになり、持ち味であるスポーティムードに磨きが掛けられています。さらにはフロントアンダーグリルやリヤディフューザー、ブレーキキャリパーにイエローのアクセントカラーが配されるなど、限定車らしい差別化が図られています。
ブラック基調となるレーシーなインテリアには、スポーツレザーステアリングホイールやシフトレバーブーツ、フロアマットにイエローのステッチが施されていて、外観とコーディネイトされた仕上がりが特徴。
それに加えて、走りのよさを演出するスポーツエキゾーストシステムとイエローリヤディフューザーインサートも搭載されています。
搭載されるエンジンは、240PS/300Nm(ダイナミックモード時は340Nm)の1742cc直列4気筒ターボで、トランスミッションはAlfa TCT(6速デュアルクラッチ)、右ハンドルのみになります。
全国限定で計65台となる「ジュリエッタ・ヴェローチェ・スペチアーレ」の価格は439万円です。
(塚田 勝弘)