海外からも引く手あまた、ウヱルパインのGRヤリス用カーボンエアロが本気仕様過ぎてびっくり仰天【東京オートサロン2021】

■梅本まどかを擁して全日本ラリーを戦うウェルパインレーシングがエアロブランド「ウヱルパイン」を立ち上げ

すでに10年以上、全日本ラリーを戦ってきたウェルパインレーシング。ここ数年は、梅本まどか選手をコ・ドライバーとしてJN6クラスに参戦していることでお馴染みとなっているチームです。

そうしたモータースポーツ活動は2021年も引き続き行なわれるということですが、さらに新しい動きがスタートします。

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全日本ラリーを戦うマシンにもウヱルパインのエアロパーツは装着されるという

ウェルパインレーシングを母体としたアフターパーツブランド「ウヱルパイン」が始動するというのです。

第一弾としてラインナップされたのは、まさに2021年シーズンの全日本ラリーの参戦マシン・トヨタGRヤリス用エアロパーツ群です。ここに掲載している画像は、まさに全日本ラリーを走るマシン(ベースはGRヤリスRS)ですが、全日本ラリーにも使えるエアロパーツとして開発されたという本気仕様のアイテムというわけです。

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カーボン製でスタイリングへの貢献度も大きいウヱルパインのWRCリヤウイング。価格は40万4800円~

最も目立つのはカーボン製の「WRCリヤウイング」。WRCを走るトヨタ・ヤリスのスタイリングにインスパイアされたというデザインながら、公道仕様OKに作り込まれているのがポイント。

カーボン製のため、税込み価格は40万4800円~と決して安いパーツではありませんが、WRCマシンイメージそのままのデザインは海外からも高い評価を受け、すでにいくつもの引き合いがあるとのこと。

確かに写真で見ているだけでも、ワークスマシンから移植してきたような迫力を感じるのではないでしょうか。

このリヤウイングは非常に高価で、簡単に手を出すことはできないという人もいるかもしれませんが、そうしたときにおすすめできるのが「ドライカーボンシャークフィン」でしょう。

こちらは税込み1万6500円と手が届く価格になっています。GRヤリスのカーボンルーフとの相性もバッチリといえるのではないでしょうか。

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ウヱルパインのフロントリップスポイラーはラリーシーンも考慮したデザイン。価格は10万5600円~

もう一つ、さりげなくスポーティ度を増してくれるのが「フロントリップスポイラー」で、こちらは純正バンパーにかぶせるタイプ。カーボン帯を巻いたことで、WRCマシンの雰囲気に近づけることができるというのがセールスポイントです。

さらに、ウヱルパインのエアロパーツは、モータースポーツやアフターパーツ界で知られるキャロッセが正規販売代理店というのも、その信頼性を増してくれるといえそうです。

(山本 晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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