■バイク販売のほかアクセサリーやアパレルも展開
「ロイヤルエンフィールド」という名前をご存知でしょうか。1901年、イギリスで創業した現存する世界最古のオートバイメーカーで、同社のバイクはマニアからも熱い視線を集める特別な存在。1994年からはインドのアイシャーグループ傘下となりましたが、2020年にも75万台を生産し、世界中で高い人気を誇っています。
そのロイヤルエンフィールドが昨年、日本企業のピーシーアイと正規輸入販売契約を結び、日本での本格的な販売に乗り出しました。そして2021年1月29日、ビジネスの拠点ともなる東京ショールームのオープンを発表したのです。
ショールームの場所は東京都杉並区。外観からしてイギリスの伝統を思わせるシックな作りで、グリーンの色調でまとめられた室内には、歴史あるブリティッシュ・モーターサイクルのエッセンスがギュウギュウに詰まっています。ここではバイクの販売はもちろん、スペアパーツ供給やアパレルやアクセサリーの販売も行うそうです。
肝心のバイク・ラインナップですが、以下の5モデルを取り扱います。インド生産という条件を生かして、比較的手ごろなプライスとなっている点もうれしいですね。
●バレット500(713,000円~)
80年以上にわたり生産を続けるスタンダード・ストリート・モデル。シンプルなデザインと独特のサウンドで、乗るたびに爽快な感覚を体験できます。
●クラシック500(713,000円~)
第二次世界大戦後の英国オートバイを象徴するレトロ・ストリート・モデル。当時の魅力的なスタイリングが施されています。
●ヒマラヤ (625,000円~)
60年に渡り培ってきたヒマラヤ山脈での経験を基に、よりピュアで、快適なライディングを提供するアドベンチャーツーリング・モデル。
●インターセプタ―650(776.000円~)
ティアドロップ型タンク、ブレース付きハンドルバーなど、1960年代のカリフォルニアで生まれたストリートスクランブラースタイルのモデル。
●Continental GT 650(795.000円~)
楽しみやすさを提供する本格的なカフェレーサー。スポーツ志向のライダーにオススメのモデル。
一般のお客様のショールームへのご案内ですが、コロナ禍の現状を鑑みて3月上旬開始を予定しているとのこと。とはいえ北海道から福岡まで、すでに全国15ヵ所のディーラーが営業していますから、待ちきれない方はそちらに足を運んでみるのもいいかもしれません。個性的なバイクに乗りたいと考えるライダーは、必見のブランドですよ。
(文:角田 伸幸/写真:ロイヤルエンフィールド)
【関連リンク】
ロイヤルエンフィールド
http://royalenfield.com/jp