■「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォラ」の生産を年内に終了、新たなスポーツシリーズへ
英ロータスは、「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォラ」の生産を年内に終了することを発表、同時に3台の後継モデルと思われるティザーイメージを公開しました。
公開された画像の右端には、新型EVハイパーカー「Evija」(エヴァイア)、左にはカバーのかけられたプロトタイプが並べられています。
プロトタイプは、それぞれセパレートタイプ、シャープなシングル、そしてトリプルタイプのLEDデイタイムランニングライトが確認できるほか、フロントバンパーもそれぞれ異なっている様子が伺えます。
ロータスが傘下に入っている中国のGeely(吉利汽車)では単数形ではなく「新シリーズのスポーツカー」と呼んでおり、社内では「タイプ131」として知られています。これは同社の「Vision80」戦略の一部であり、ヘテル工場へ1億ポンド以上の投資も含まれています。また、2017年9月以降に採用した670人に加え、新たに250人の雇用が計画されています。
タイプ131の詳細は謎に包まれていますが、3台のうちの1台は「エヴォラ」の上に位置する「エスプリ」後継モデルとも噂されており、パワートレインはトヨタ製3.5リットルV型6気筒エンジン+電気モーターのPHEVで、最高出力は500ps以上を発揮。2+2シートレイアウトではなく、2シーターのピュアスポーツカーと予想されています。
順調に開発が進めば、3台の新型モデルのワールドプレミアは、2021年内となりそうです。
(APOLLO)