■3.0リットル直6ツインターボで最大509ps発揮
BMWのミドルクラス・SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)「X4」のハードコアモデル、「X4M」改良型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
注目は「M3セダン」や「4シリーズクーペ/M4」で導入された巨大キドニーグリルの採用ですが、改良型では若干のサイズアップはあるかもしれませんが、プロトタイプをみるとバンパー中央にレーダークルーズコントロールがあるため、グリルが下部まで伸びることはなさそうです。
また新グラフィックのLEDデイタイムランニングライトを内蔵する、よりコンパクトでより丸みを帯びた形状のヘッドライトを装着。カモフラージュされていますが、三角形のコーナーエアインテークを装備すると予想されます。後部のテールライトは、同じクラスタ形状を維持しながら、LEDグラフィックが変更されている可能性がありそうです。
足回りではクロスドリル・ブレーキディスクを装備、ブルーブレーキキャリパーもはじめて装着され、ワールドプレミアが近いことが伺えます。
キャビン内の変更は不明ですが、デジタルインストルメントクラスタ、およびiDriveのアップデートが予想されます。残念ながら、「iX」フルエレクトリックSUVで初公開される最先端インフォテインメントシステムはフルモデルチェンジまで待たされることになるでしょう。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンをキャリオーバー、最高出力は473hp(約480ps)、コンペティションモデルでは最大502hp(509ps)を発揮し、8速ギアボックスと組み合わされます。
(APOLLO)