シートアレンジ多彩でラグジュアリーな、MDNマドンナのキャラバン【東京オートサロン2021】

■L-BLISS【MDNマドンナ】

白と黒の大胆なカラーリングに見えるこのNV350キャラバン。実はこの黒い部分はオーバーフェンダーとなります。

L-BLISS
L-BLISS
L-BLISS
L-BLISSの貼り付け式エアロ

このエアロ、なんと貼り付け式! 一切のボディ加工無しで取り付けられというところが驚きです。

L-BLISSの貼り付け式エアロ
L-BLISSの貼り付け式エアロ

フロントバンパーに被せるタイプのフロントエアロはサイドまで一体成型で、取り付けてしまえば何の違和感もなく馴染んでしまうところがスゴイ! また純正のフォグランプベゼルがきれいに出てくる開口部の仕上げも美しく、これが貼り付け式のエアロであるとは、だれも気付くことはないでしょう。

L-BLISS
L-BLISS

貼り付け式といっても、フロントのバンパースポイラーはナンバープレートのビスでも固定されるので、取り付け強度もしっかりしているとのことです。

L-BLISSの貼り付け式エアロ
L-BLISSの貼り付け式エアロ

リアのアンダースポイラーはやはりリアバンパーにかぶせ、サイドに回り込んだ部分をリアフェンダーのインナーフェンダーのビスを利用して固定します。

エアロを取り付ける作業からボディ加工という煩わしさを排除したところがポイントです。このエアロは3月頃に発売予定とのことです。

●多彩なシートアレンジで車中泊もこなせる室内はラグジュアリーな雰囲気

シンプルなエクステリアに比べてインテリアはなんと豪華な作りでしょう。

L-BLISS
L-BLISSの内装

もともとキャンピングカーなども手掛けるために、インテリアの施工はお手の物。特にシート製作は得意とのことです。

2列目のキャプテンシートはオリジナルのオーストリッチ製
2列目のキャプテンシートはオリジナルのオーストリッチ製

今回は4ナンバーのNV350キャラバンを5ナンバー乗用車登録としたデモカーで、2列目シートは大柄なキャプテンシートとなっています。その表皮はオーストリッチ、つまりダチョウの革を使うという凝り様。

ちなみに、運転席と助手席は同じ素材のシートカバーとなっています。

多彩なアレンジを見せるサードシート
多彩なアレンジを見せるサードシート

サードシートはREVOシートとなっており、様々なシートアレンジが可能。サードシートを折りたたむだけで車中泊スペースができてしまうのも、キャラバンの長い室内長とREVOシートのおかげです。

L-BLISS
L-BLISS

(写真・文:松永 和浩)

【車両データ】

出展者:MDNマドンナ

出展車両名:L-BLISS/型式:E26/エンジン型式:QR20/出力:96kw/トルク:178Nm/エアロキット:ダークネス/ボディカラー:ブリリアントホワイトパール/ドレスアップ内容&使用パーツ:フロントバンパー、サイドステップ、リアバンパーカバー、オーバーフェンダー、車網戸/オーディオ:Aピラースピーカー、Dピラースピーカー/内装系そのほか:オーストリッチ柄レザーフロントシートカバー、オーストリッチ柄レザーキャプテンシート、オーストリッチ柄レザーサードシート、オーストリッチ柄レザーベットマットキット、ブラックホール式ライティングシステム、アシストグリップ、セカンドテーブル、リアテーブル、取外し式センターテーブル、17インチフリップダウンモニター/ホイール:マルカサービスNITRO POWER GADGET/ホイールサイズ:6.5J-17(F、R)/タイヤ:ALLENCOUNTER NEWSTREET/サイズ:215/60-17(F、R)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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