■ドライブレコーダーやプレミアムフロアマットを用意
2020年の新車販売台数は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、一部のブランドやモデルを除き、軒並み前年比マイナスとなっています。
しかし、オンライン記者会見を行ったFCAジャパンは、ジープの販売が好調で、とくにラングラーの販売台数は前年比18%増。2019年から884台増えて5757台になり、輸入車SUVのDセグメントでのランキング首位を盤石の態勢で維持したといいます。
また、FCAジャパンとして初のEVとして2020年10月に導入されたジープ・レネゲード4xeをはじめとした、コンパクトSUVのレネゲード・シリーズも過去最高の販売台数を記録するなど、2020年の「ジープ」ブランドは月販台数で6回、過去最高を更新したそうです。
2021年1月21日、同ブランドの最上級モデルである「Grand Cherokee(グランドチェロキー)」に、デビュー10周年を記念した特別記念モデル「WK 10th Anniversary Edition(10thアニバーサリーエディション)」が設定され、1月30日(土)に発売されます。
4代目のジープ・グランドチェロキー(WK型)は2011年3月に日本に上陸し、今年2021年で10周年を迎えます。現行グランドチェロキーは、4輪独立懸架サスペンションの採用、路面に合わせた最適な駆動システムの制御を簡単に選択できるセレクテレインシステムの搭載など、新技術を積極的に取り入れ、ジープの最上級SUVにふさわしいオフロード性能と快適性を兼ね備えています。
その後も2度のマイナーチェンジを経て、トランスミッションが8速ATにアップデートされるなど熟成を重ね、2017年3月にはフロントグリルの天地高が短くされた、新しいフロントデザインにフェイスリフトを受けています。
今回の特別記念モデル「WK 10thアニバーサリーエディション」には、運転中の安心感を高めるドライブレコーダー(前後カメラ式)や、「WK 10thアニバーサリー」の刺繍入りプレミアムフロアマットが特別装備されます。ボディ側面にも「WK 10thアニバーサリーバッジ」が貼付されます。
ベース車は「Limited」のコイルスプリング仕様で、ベース車同様にレザーシートやアルパイン製プレミアムサウンドシステム、アダプティブクルーズコントロールなどを標準装備。特別記念モデルのボディカラーは、ブライトホワイトとダイアモンドブラッククリスタルの2色です。
価格は「Limited」(コイルスプリング仕様)の「ブライトホワイト」が646万950円、「ダイアモンドブラッククリスタル」が651万5950円です。
(塚田 勝弘)