ポップな可愛さ! 7th E-Lifeが提案するアメリカンスタイルのハイエース【東京オートサロン2021】

■アメリカンスタイルハイエース【7th E-life by CRAFTPLUS】

迫力や過激さを主張する出展車両が多い中、ポップな可愛さをアピールしたのが7th E-life by CRAFTPLUS。

もともとは木工加工の専門ショップですが、数年前から自動車のカスタムに進出し、今回はアメリカ西海岸をイメージしたライトグリーンのハイエースを出展しました。

7th-E-life アメリカスタイル ハイエース
7th-E-life アメリカスタイル ハイエース
7th-E-life アメリカスタイル ハイエース
フロントライトを丸めにコンバージョン。スペアタイヤもここに固定。
7th-E-life アメリカスタイル ハイエース
ホイールキャップのセンター部分にはアッシュ材を使用。

ベースになったのは平成26年式H200系のIV型ハイエース。フロントにスペアタイヤを積んでいるのは、キャルルックのVWバスをイメージしたからだそうです。

外装色のライトグリーンはフィアット500の純正色とのことですが、マット調に処理して差別化を図っています。ホイールのセンターキャップは木製でアッシュ材を使っています。

7th-E-life アメリカスタイル ハイエース
ウッドが優しさが醸し出す運転席周り。
7th-E-life アメリカスタイル ハイエース
シートカバーには有名な岡山の児島デニムの子供服の生地を使用。

まずは運転席周りを見てみましょう。全体をナチュラルウッドとデニム地でまとめてあり、友達んちのリビングにでもお邪魔した感じです。

ウッドステアリングこそMOON EYES製ですが、それ以外のアシストグリップやカップホルダーはオリジナルのナチュラルウッドとのことで、車内がぐっと優しい雰囲気になりますね。

シートカバーにもこだわっています。生地は世界的にも知られた岡山の児島デニムを採用しており、色移りの心配がないとのこと。また、デニム以外にも対応しており、ヴィンテージレザーやコーデュロイ、帆布などを使ったインテリアも提案しているそうです。

7th-E-life アメリカスタイル ハイエース
ナチュラルウッドでまとめられたラゲッジエリア。

ラゲッジエリアを見てみましょう。こちらもナチュラル感満載です。基本となっているのは、床パネル、両サイドのキャビネット、ベッドマットのセットとなる同社のLDG Cargoキット。

さらに今回のデモカーでは、前席との間にワンオフのパーティションが作られていて、2列目シートがうまく収納されています。デニム地のベッドマットは4つの椅子に分解できるので、並べ替えたり、キャンプサイトのベンチとしても使うことも可能。アイデア次第で様々な使い方ができる車内となっています。

ブームの車中泊はもちろん、ドライブ先での休憩やテレワーク用途にだって、このクルマなら思い切り活躍してくれそう。

車内をカスタマイズすることの威力を改めて感じさせられた1台でした。

●7th E-life by CRAFTPLUS/アメリカンスタイルハイエース/ベース車両メーカー:トヨタ ハイエース(TRH200)/装着パーツなど:エアロパーツ:7th e-life ボクシースタイルZERO型フェイスキット、シート:7th e-life オリジナルシートカバー、車内:7th e-life LDG Cargoキット、ホイール:7th e-life FD-CLASSIC

(文:角田伸幸/写真:金子信敏・角田伸幸)

【関連リンク】

・7th e-life
https://www.7th-e-life.jp/

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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