日産自動車が特設Webサイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」を公開【バーチャルオートサロン2021】

■「NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT」「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」などのコンセプトカーが登場

日産自動車は、1月15日から開催される「バーチャルオートサロン2021」に出展するとともに、特設Webサイト「NISSAN CUSTOMIZE 2021」を公開すると発表しました。

日産 NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT
走るオフィスとして提案される「NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT」

「NISSAN CUSTOMIZE 2021」は「NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT」と「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」のコンセプトカーをはじめ、2019年7月に発表された電気自動車であるクロスオーバーEVの「日産 アリア」や同年9月に披露されたスポーツカー「フェアレディZ」のプロトタイプモデルである「フェアレディZ プロトタイプ」、NISMOロードカーやプレミアムスポーティブランドである「AUTECH」のコンセプトカーなどが掲載されます。

モータースポーツでは、SUPER GT300シリーズチャンピオン車両の「リアライズ 日産自動車大学校GT-R」なども展示されます。なお、「バーチャルオートサロン2021」にも同様の車両を出展予定となっているほか、1月15日には「KICKS AUTECH」の発表も予定されています。

NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT
車内からアクセスできるルーフバルコニーも用意

「NV350 CARAVAN OFFICE POD CONCEPT」は、プロユースのビジネスバンであるNV350キャラバンに、コロナ禍もあり、これからの自由な働き方に合わせて好きな場所でデスクワークができる「オフィスポッド」が組み合わされたユニークなコンセプトカー。

エクステリアには前後のオーバーフェンダーが備わり、ボディグラフィックがアクセントになっています。これは、オンロードもオフロードもこなせるオールラウンダーが表現されたそう。インテリアには、都会ではオフィスを車内に格納してプライベートで安全な空間、自然の中ではオフィスをリヤゲートから引き出し、広々とした開放的な空間を演出。

仕事の合間にはゆったりとくつろげるよう車内からアクセスできる贅沢なルーフバルコニーも用意されています。

NOTE PLAY GEAR CONCEPT
「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」

「NOTE PLAY GEAR CONCEPT」は、2020年12月にフルモデルチェンジを受けた新型日産ノートe-POWERをベースに、スポーティで存在感のあるアクセサリーが用意されたコンセプトモデル。

エクステリアは、スポーティなエアロと17インチアルミホイールに加えて、アウトドアテイストを印象づける存在感のあるルーフボックスが装着されています。ボディは、「マットダークグレイメタリック」に「マットピンクゴールド」のアクセントカラーが配されていて、日産が各モデルで採用している「パーソナライゼーション」も表現されているそう。新型ノートe-POWERをより楽しめる新しい形のカスタマイズとなっています。

KICKS AUTECH
「KICKS AUTECH」のエクステリア

100%電動駆動になる「KICKS AUTECH」は、上質感や特別感が高められた仕様です。

エクステリアは、メタル調フィニッシュの専用パーツや専用デザインのアルミホイール、ブルーに輝くシグネチャーLEDとドットパターンのフォグランプフィニッシャーなどの採用により、よりスポーティに仕立てられています。

インテリアは、ブルー/ブラックコンビレザレットシート、ブルーレザレットドアトリムの採用、さらにステアリング、インストパッド、アームレストにブルーステッチが施されるなど、より上質な空間に仕上げられています。

NOTE AUTECH
「NOTE AUTECH」のエクステリア

「NOTE AUTECH」は、エクステリアにドットパターンのフロントグリルや専用デザインのアルミホイールを用意。さらに、低重心とワイドスタンスを強調するメタル調フィニッシュの専用パーツ、ブルーのシグネチャーLEDなどにより、上質かつ個性的な仕立てになっています。

インテリアは、ブルー/ブラックコンビレザレットシートや鮮やかな木目が特徴的なダークウッド調フィニッシャーの採用、さらにステアリング、ドアトリム、アームレストにブルーステッチを施すなど、上質な素材とこだわりのディティール表現により、ワンランク上のエレガントな空間を演出しています。

最上級ミニバンのエルグランドをベースとした「ELGRAND AUTECH CONCEPT」は、ダーククロームフロントグリルやメタル調フィニッシュの専用パーツが用意され、同ミニバンの圧倒的な存在感を昇華させた堂々とした風格のあるスタイルが特徴としています。

インテリアには、上質な本革と厚みのあるキルティングで仕立てられたシートをはじめ、ステアリング、ドアトリム、シフトノブにブルーステッチが施されるなど、細部にまでこだわりを尽くすことでハイクオリティの質感を追求。今回、そのエルグランド「AUTECH」をベースに、日産GT-Rの足まわりが融合されたのもトピックスです。

ELGRAND AUTECH CONCEPT
「ELGRAND AUTECH CONCEPT」のエクステリア

ほかにも、NISSAN GT-R NISMO、NISSAN LEAF NISMOが紹介され、デザインや質感にこだわったオーナーマインドを満たすオリジナルコレクションの「NISSAN / NISMO collection」も日産ファンには見逃せません。もちろん、オンラインショップも用意されています。

(塚田勝弘)

【関連リンク】

バーチャルオートサロン2021
https://2021.virtualautosalon.jp/

NISSAN CUSTOMIZE 2021
https://www2.nissan.co.jp/EVENT/CUSTOMIZE/

KICKS AUTECH
https://www.autech.co.jp/sv/kicks_autech/index.html

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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