■コードネーム「F244」および「F245」はBMW「X7」クラスの大型SUV
フェラーリは、現在同社初のクロスオーバーSUVとなる「プロサングエ」(プロジェクト名)を開発しているとみられますが、新たに2台のハイライディングモデルを計画していることがわかりました。
現在、スーパークロスオーバーの最先端をいくポルシェでは、「カイエン」「マカン」2台のSUVをラインアップしますが、ランボルギーニ、アストンマーティンではそれぞれ1台のみで、フェラーリのように年間生産量が大幅に少ないメーカーにとって、3台のSUVをラインアップすることは非常に珍しいことです。
コードネーム「F244」および「F245」と呼ばれる開発中の2台のクロスオーバーSUVに詳細情報はまだありませんが、「マカン」のようなコンパクトサイズの可能性は低く、BMW「X7」クラスと噂されています。
一方、車内コード「175」と呼ばれ、「サラブレッド」「純血」を意味するプロサングエは、V型6気筒、V型8気筒、V型12気筒など幅広く対応可能な新開発のプラットフォームを採用。
これまで市販型では6.5リットルV型12気筒エンジンが予想されていましたが、最新情報ではV型6気筒エンジン+電気モーターのPHEVも有力候補となっているようです。また最高出力は、ライバルとなるウルス、DBX、カイエンと同等以上の675hp以上と予想されます。
プロサングエのデビューは2021年内、他2台のSUVは2023年以降と思われます。
(APOLLO)