ウィキペディアがスタート。アストンマーティンが創立!【今日は何の日?1月15日】

■英国の高級スポーツカーメーカーが108年前に誕生!

20年前の2001年1月15日に、誰でも編集できるオンラインの百科事典「ウィキペディア」の公開が始まりました。運営は、非営利団体のウィキペディア財団が行っており、ほぼ個人の寄付で賄われています。何かを知りたい、調べたいときにウィキは重宝しますが、必ずしもすべてが正確な情報ではないことに留意して使わなければいけませんね。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

1913年1月15日は、アストンマーティンが創立された日です。

アストンマーチンDB5
アストンマーティンDB5

アストンマーティンは、ライオネル・マーチンとロバート・バムフォードが設立した英国の高級スポーツカーメーカーです。モータースポーツでも多くの実績を残し、1954年にはル・マン24時間レースと世界スポーツカー選手権を制覇し、現在も世界耐久選手権(WEC)で活躍しています。ただし、手作りの少量生産が故に、当初から経営状況は苦しく、紆余曲折の後、現在はフォード傘下に入っています。しかし、フォードの経営状態も良くないため影響力は小さく、独自にDBシリーズやヴァンテージ、ラピード、ヴァンキッシュなどを世に送り出しています。

アストンマーチンDB11
アストンマーティンDB11

アストンマーティンと言えば、映画「007シリーズ」ジェームズ・ボンドのボンドカーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。007では、カッコいいクルマが必ず出てきますが、アストン・マーチンが起用されたのは1964年公開の第3作「007ゴールドフィンガー」と第4作の「007サンダーボール作戦」で、特殊武装した「DB5」が大活躍してましたね。ちなみに、1967年公開の「007は二度死ぬ」では日本が舞台となり、市販されてない「2000GT」のオープンカーが登場して話題になりました。

アストンマーチンヴァンテージ GT4
アストンマーティン・ヴァンテージ GT4

アストンマーティンは、よくある流線型のスポーツカーとは一線を画し、上品で優雅なフォルムが特徴です。何となく英国の貴族を思わせるような雰囲気があり、タキシード姿が似合うスポーツカーですね。ジェームズ・ボンドの影響でしょうか。

毎日が何かの記念日。それではまた明日!

(Mr.ソラン)

この記事の著者

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Mr. ソラン

某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。
EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きな車で、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。
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